解く結ぶ拓く

「解く」「結ぶ」「拓く」・・・わたしたちが、これからのコンサルタントをイメージする言葉です。
問題を解きほぐし、また結びなおして、新たな未来を拓く。それを表現するために、自然の恵みと長い歴史から生まれた伝統工芸を3つ選びました。どれもその土地で長く人々から受け継がれてきた技術であり、「水」が育んだ自然の素材でできているものです。

解く

解く

色とりどりの寄木で巧みに組まれた、美しいからくり箱。
職人たちの自由な発想で作られ、一定の操作をしないと絶対に開きません。

わたしたちの仕事は、からくり箱を開けるように様々な発想から答えを出すもの。
しかし、創り上げた答えは、やがて一度バラバラに解きほぐさなければ先に進めなくなる時が来ると感じています。

結ぶ

結ぶ

封印や魔除けの他に、人と人を結びつける意味もある水引。
こよりに糊を引いて固めただけなのに、引けば引くほど強くなるから不思議です。

わたしたちが持つ「水への視点」は、多くの人の知恵のあつまり。
その地の「水」につどい、地域に根差してきた人々との出会いと結びつきにより受け継ぎ、これまで繋いできたものです。

拓く

拓く

精巧な骨組みに優美な文様の和紙を張った和傘。
雨の日にひらけば目の前が明るくなって、もう雨に濡れることもないと安堵します。

わたしたちが目指すのは、誰もが「水」の脅威におびえることなく、安全な「水」をいつでもどこでも安心して使える世界。
そんな未来を、「水」につどう地域の人々と共に拓いていきたいと思っています。