水分野に係る調査研究
欧米下水道動向調査

業務の目的と内容

この業務の目的は、下水道事業の効率的な推進を目指すため、欧米の下水道に関する情報を収集し、我が国の技術者が現在の動向を見極め、今後の流れを把握できるように整理するというものでした。

業務内容は、以下のトピックに関する情報収集とその分析です。

このような背景から本調査は下記の3点を目的として実施されました。

1.ISO上下水道サービスの規格化(ISO/TC224)の動向
2.欧米各国における官民連携の動き

ISO上下水道サービスの規格化(ISO/TC224)の動向

ISOとは国際標準化機構の略で、世界140カ国以上の加盟国が参加している国際規格策定機関です。TTC224とはそのISOのTC(専門委員会)において224番目の国際規格となる、上下水道サービス事業に係る国際規格のことです。この報告書を作成していた時点では、上下水道の世界標準規格を作る事について大枠では合意があったものの、欧米各国の主張が展開され、めまぐるしい動きがあり、我が国も積極的に対応していくことになっていました。そこで当社が依頼を受け、各国の主張や今後の動向について詳細にまとめました。(その後世界で議論が繰り返され、2006年7月にTC224が制定・発行されることになりました。)

欧米各国における官民連携の動き

日本では上下水道の民営化というと驚かれる方が多いですが、欧米では電気やガスと同じように民間が上下水道事業に携わっているケースが数多くあります。官民の連携には様々な種類・形態がありますし、その範囲も広範です。2002年の水道界のM&Aの動きも大変激しいものでした。また民間の上下水道事業への参入については賛否両論があって、成功例や失敗例が色々と存在します。我が社はこれらの動向についても調査し報告しました。

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