住民との協働の水質調査

業務の概要

「河川水質調査要領(案) 参考資料」によれば、住民との協働による測定項目は表−1に示すとおりとされています。 住民との協働による水質調査は、「人と河川の豊かなふれあいの確保」「豊かな生態系の確保」「下流域や滞留水域に影響の少ない水質の確保」「河川の基本的特徴の表現」の視点での水質調査において位置付けられています。

表−1 住民との協働による測定項目及び頻度
(「河川水質調査要領(案) 参考資料」より整理)
住民との協働による測定項目及び頻度
備考
( )内の指標項目は、今後のデータ蓄積を行い、水質使用として継続すべきか、あるいは、他の項目で代替すべきかを判断するために、調査を行う項目
赤文字は、水質管理上重点的に評価を行う項目

住民との協働による水質調査は、住民の方の参加にもとづく水質調査であり、住民が参加しやすい地点、参加可能な時期を確認したうえで調査計画を作成することが必要です。このため、住民の方への協力依頼、調整を行ったうえでの実行性のある調査計画が必要とされます。

本業務の検討概要をフローでまとめると下図に示すとおりとなります。

業務フロー

業務の内容

既往資料の収集整理

住民協働の水質調査の地点、時期を検討しますために、以下に示すような既往資料を収集整理します。

  • 水生生物による水質の簡易調査資料(調査地点、参加人数、実施時期)
  • 公共用水域の水質調査地点と水質データ
  • 住民団体や河川モニターの活動エリア、人数
  • 河川利用実態データ

住民協働の水質調査地点候補の検討

住民協働で実施されている水生生物による水質の簡易調査地点を基本に、住民団体や河川モニターの活動エリア、活動内容等を考慮して、年数回の水質調査が実施可能な調査地点の候補を選定します。

住民協働の水質調査計画案の検討

上記で選定した調査地点候補について、住民団体や河川モニターの活動時期、人数を考慮して、調査時期、測定項目についての計画案を検討します。検討にあたっては、住民団体、住民モニターの負担を考慮して、実行可能な範囲で検討を行ないます。

流域住民代替等への依頼、調整

上記で検討した水質調査計画案をベースに、流域住民団体、河川モニター等の方に水質調査の協力依頼を行います。その上、流域住民団体、河川モニターの方の協力可能な範囲を明らかにします。

住民協働による水質調査計画の作成

流域住民団体等の調整結果を踏まえ、住民協働による水質調査計画を作成します。

日水コンの関連業務実績

年 度業 務 名 称発 注 者
平成20年度新しい水質指標調査結果資料報告書(財)河川環境管理財団
平成18年度水質調査・管理指標に関する検討に係る資料整理業務(財)河川環境管理財団
平成17年度水質環境保全対策検討に関する資料整理業務(財)河川環境管理財団
平成14年度河川水質調査計画検討に関する資料整理業務(財)河川環境管理財団
平成12年度河川の水質環境の向上のための
総合的対策に関する研究会資料整理業務
(財)河川環境管理財団
平成20〜22年度江戸川坂川清流ルネッサンスII計画検討業務国交省江戸川河川事務所
平成20〜22年度遠賀川水系水環境改善計画推進検討業務国交省遠賀川河川事務所

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