特定外来生物 カワヒバリガイとは?

  • ● 原産地
    •  東アジアから東南アジアにかけて広く分布する。
  • ● 特 徴
    • 殻長2〜3cmの淡水棲のイガイ科の二枚貝。
    • 足糸という繊維状物質を分泌して付着基盤に固着。硬基質や他の生物に固着する習性がある。
    • 寿命は、京都府宇治川および香港では2年、韓国では4〜5年、中国では10年以上。
    • 主要な種は浮遊幼生期を持つことが知られ、水域を通じて広範囲に拡散する。
  • ● 国内での定着状況
    • 1980年代後半に、中国から輸入されたシジミ類に混入していた。
    • 野外では1990年に長良川で初めて確認され、1992年には琵琶湖でも確認された。
    • 現在は、木曽三川、琵琶湖及びその下流の淀川(瀬田川・宇治川・淀川)で定着している。
    • 関東地方では、2005年に利根川上流部の群馬県大塩湖で利水上問題になった。
      また、霞ヶ浦、小貝川でも生息が確認されている。
カワヒバリガイ写真1
 
カワヒバリガイ写真2
 
コドラートによる計測
コドラートによる計測
殻長の計測(室内作業)
殻長の計測(室内作業)

こんな被害が心配されています

カワヒバリガイ写真3
  • 利水施設などで壁面に一面に付着すると、通水障害を起こす。
  • 大量斃死すれば、急激な水質悪化を引き起こすとともに、大量の廃棄物が発生する。
  • 吸虫類の第一中間宿主であり、宇治川では、第二中間宿主であるオイカワ等の在来魚類に魚病被害が発生している。

弊社のカワヒバリガイ関連業務実績

実施時期調査場所調 査 方 法

生息分布調査 平成5年

平成10年
長良川
木曽川
揖斐川
庄内川
  • 潜水調査による生息の確認
  • 所定の水深で25cm×25cmのコドラート分の写真撮影・採集
  • 採集した貝の個体数計数及び殻長の測定
産卵調査主として
長良川
  • 河川にプランクトンネットを垂下し、ボートで一定距離を曳航する。



生息分布調査 平成12年

平成16年
導水施設
(東海地域)
  • 潜水調査による生息の確認
  • 所定の水深で10cm×10cmのコドラート分の写真撮影・採集
  • 採集した貝の個体数計数及び殻長の測定
産卵調査同上
  • 簡易ポンプでピットなどの水をくみ上げ、プランクトンネットで一定量を濾過する。



付着確認調査 平成21年 農業配水施設
(機場、調整池)
  • 付着板を何種類か調整池に釣り下げ、カワヒバリガイの付着状況を調べる。

年 度業 務 名 称発 注 者
平成22年度東総用水ファームポンド等における
クロロフィルa量等の測定業務
独立行政法人 農業環境技術研究
平成21年度外来貝類対策調査業務農水省関東農政局
平成12〜15年度長良導水路カワヒバリガイ調査業務水資源機構 木曾川用水総合管理所
平成9〜10年度長良川カワヒバリガイ調査業務委託中部地方建設局 木曽川下流工事事務所
平成7〜9年度木曽三川カワヒバリガイ調査業務委託中部地方建設局 木曽川下流工事事務所
平成8年度水道施設におけるカワヒバリガイ被害対策ガイドライン厚生省
平成7年度良質水道原水確保システムに関する調査厚生省

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