K. T.

東京支所 営業部(記事掲載時)
2017年入社
文学部 人間科学科

社会貢献度の高い仕事で
自分の力を存分に試したい

私は元々工場のインフラ関連の営業をしていました。一通り経験を積んだ頃、次第に人の役に立ち、より世の中に貢献できる仕事にチャレンジしてみたいと思うようになりました。そこで出会ったのが日水コンです。「同じ営業に就くにしても、水の世界とは一体どんなものだろう?」と、それまで関わることのなかった世界は、純粋に興味を持って知りたいと思える分野でした。同時に、人々の生活に欠かせないインフラを支え、社会に貢献するという意味ではこれ以上ない仕事だとも感じました。「水」は私たちの生活のあらゆる場面で必要なものです。そしてその水をいつでもどこでも安全に、円滑に供給するためには、水インフラのトータルコンサルティングはなくてはならない仕事です。日水コンは業界では最大手。つまり、自分が働くフィールドも最大であり、力を試すにはもってこいの場所でした。ここで持てるものをすべて発揮し、世の中の多くの人の生活に貢献していくのが、私の使命だと思っています。

ニーズを引き出し
周囲と協力しながら
明確な案件化をはかっていく

営業の仕事は主に県単位で担当が分かれていますが、クライアントとなるのは官公庁です。県庁などの水を管轄する部署や浄水場、下水処理場の担当者を訪問し、ニーズをヒアリングして提案につなげていきます。少子高齢化で市町村の合併が進む現在、水道事業の集約も進み、それぞれの自治体が水のインフラをどう維持管理していくのか検討を重ねています。私はそうした見えている課題の解決はもちろん、顕在化していない課題まで含めてニーズを引き出し、社内でエンジニアを巻き込み、専門的見地を得て話し合いながら、案件化を図っていくのがミッションです。近年は以前よりも技術やプロジェクトの中身、質が問われるようになってきています。そのため、社内のエンジニアとしっかり中味を吟味し、自治体が抱える問題をどう解決するのか、提案の精度を高めて受注の確度を上げていくことが問われています。
営業は多くの自治体や担当部署を回ってヒアリングし、案件の芽を育てていかなければなりませんが、そのために大切なのは周囲の協力です。一人で仕事はできません。出張で社内にいないことも多いなか、事務作業をサポートしてくれる業務課や、クライアントの要望を叶えるために技術的見地からアドバイスしてくれるエンジニアがいてくれるからこそ、私も存分に力を発揮できます。日々仲間たちに感謝しながら、営業活動に打ち込んでいます。

頼られる営業へと成長して
仲間に恩返しを
していくのが目標

水インフラの営業として、私はまだまだ勉強中です。そんな中、成長のキーとなったのは入社半年で参加した、下水道の維持管理に関するプロジェクトです。これは下水道の維持管理を民間に託すという、全国でもまだ数少ない官民連携の案件で、日水コンとしてもチャレンジングな内容でした。参画したのは大規模なゼネコンから町の小さな下水道工事業者まで、10社ほど。その中で日水コンが代表企業となり、私が窓口業務を担当しました。主に提案書のとりまとめや、各所に提出する書類の申請業務が私のミッションでしたが、特に申請作業は会社ごとにさまざまな書類作成や、作業員名簿の提出などが必要で、内容が細かく気を遣いました。書類作成に時間や人手が割けない会社には、直接出向いて書類作成をサポートするなど、密なやり取りでミスが出ないように慎重に作業を進めていきました。初めての経験の上に金額も数十億規模と緊張しましたが、窓口業務を任せてもらえる喜びが大きかったのも事実です。おかげで大きな問題なくプロジェクトを終えられましたが、多種多様な企業とのつながりができ、上司からも「よくやった」と言っていただいたことで自信とともに達成感が得られ、今につながっています。
日水コンの仕事は世の中の水インフラを支える重要なものです。見えるけど見えない、だけど欠かせないものに携わっていることが誇りであり、やりがいです。この仕事に出会えてよかったと心から思っています。今後はこれまで私が周囲に助けていただいた恩返しをする必要があります。それは私自身がより多くの案件を経験し、知識を身につけることにほかなりません。だから何事にもチャレンジ精神を忘れず、頼られる存在になれるよう、これからも努力し続けます。

1日のスケジュール

Schedule of the day

09:00
官公庁へ、
最寄り駅から
レンタカーで直行
10:00
打ち合わせを行い、
各部署へ書類提出
12:30
訪問先の
地元グルメでランチ
13:30
車で次の
訪問先へ移動
15:30
打ち合わせを
2、3件行う
17:30
レンタカーを返却し、
そのまま直帰