S. N.

水道事業部 大阪水道部(記事掲載時)
2015年入社
工学研究科 社会環境工学専攻

実力をつけ、
人脈を生かして
活躍できる
コンサルタントに

大学時代の授業が、水環境に興味を持ったきっかけです。研究室では地下水の水質向上を研究テーマにリアクター開発などに取り組み、将来の就職も水に関する仕事に就きたいと早い段階から決めていました。選択肢となったのはコンサルタントや公務員、ゼネコンといったいくつかの業種でした。その中でもコンサルタントは事業体に対して専門家の立場から技術提案し、全体を俯瞰した計画や設計業務に従事できることに、大きな魅力を感じました。さらに、日水コンは水インフラの総合コンサルタントとして国内外に実績があり、国内では業界ナンバーワンの存在。研究室の先輩も数多く就職していたため、就職活動を通してさまざまな話を聞くことができました。「この会社は、いろんな機会の中でたくさん見たり聞いたりできるよ」、その言葉が私を後押しし、入社を決意。日水コンで多くのことを学び、経験したい。そんな期待をここで形にしていきたいと思っています。

1年間の育成サポートを経て、
自らの力で歩き出す

日水コンには新入社員育成サポート制度があり、新人には1年間、トレーナーがついて指導を受け、定期的な面談を行います。私は大阪支所の水道事業部に配属になり、1年目はトレーナーの仕事の補佐をしながら、計画立案に関する多くの業務について学びました。打ち合わせの議事録作成が初めて任された仕事でしたが、音で聞くだけでは分からない専門用語がたくさん飛び交い、それを文章にするのに最初は四苦八苦。数をこなすうちに理解できることが増え、議事録も要点をついた内容にまとめられるようになっていきましたが、コンサルタントには知識や技術に加え、文章を書くスキルが必須であることを改めて痛感しました。また、コンサルタントは複数の案件を抱えているので絶えず忙しいのですが、与えられた仕事にスピード感を持って貪欲に取り組まなければ、実力がついてこないことも分かりました。
2年目となった今も上司に指導を受けつつ、管路更新計画策定、認可変更申請、水需給計画検証といった業務に取り組んでいますが、コンサルタントとしての独り立ちを視野に入れ、いずれは“自律”できるようにと意識しています。言われるままがむしゃらに取り組んできた1年間の経験を通して、2年目からは少し先を見て行動できるよう努めています。どうしても分からないことは周囲の方にも教えていただくことができ、また、そのような尊敬できる方がたくさんいるので、働きやすい環境には感謝しています。早く独り立ちし、自分の担当業務を確実にこなしていけるようになっていきたいと思います。

社内外の学びで
己の引き出しを増やす

一人前のコンサルタントとして認められる存在になるのが直近の目標です。水インフラについて、役立つ提案をするのがコンサルタントの仕事。クライアントに言われることをただこなすのではなく、仕事のパートナーとして最適な提案をしていけるぐらいの知識・技術を早く身につけたいと思っています。私の所属する部署は計画業務を担当しており、物事を包括的に捉える思考が必要だと思っています。ただ、より合理的な計画を策定するためには、設計分野にも目を向けていかなければ十分とは言えないので、日頃、社内外で開催される勉強会に積極的に参加し、知識や技術の習得に努めています。
また、社外では、産官学のメンバーで開催されているワークショップやセミナーに参加し、技術説明を受けたり施設見学をしたりと学べる機会は最大限に生かしています。ワークショップでは思っていた以上に人脈が広がり、セミナーでは社内にいるだけでは学べない知識や人間性に触れることができています。入社前に先輩に言われた「いろんな機会がある」という言葉を実感する毎日です。
いずれはこの業界のプロフェッショナルとなるため、今は修行の日々。この積み重ねで引き出しを増やし、自分の実力に変えていきたいと思います。

1日のスケジュール

Schedule of the day

09:00
出社後、
メールチェック
11:30
出張の
移動中に昼食
13:30
出張先で
打ち合わせ、
各種説明と確認
16:30
帰社、
議事録の作成
18:30
明日の作業を
確認し、終業
19:00
飲み会