期間中、多数の皆様にご来場賜りましたことを心より御礼申し上げます。
おかげさまで、出展者表彰【4小間以上部門】優秀賞を受賞いたしました。
当社にとっては2017年以来、2回目の出展となる「下水道展'19横浜」がパシフィコ横浜で開催されました。
今年のブースのコンセプトは「あなたと新たな下水道の未来を創る」でした。開催前日の8月5日、準備が終わった夜7時頃。見た目にも他社とは異なる当社のブース…翌日からの来場者の反応を想像すると不安よりも期待が膨らみました。「技術」に加え「人」に焦点をあてた技術パネル、そして異彩を放つ「アート下水道」の文字。アート下水道とは、アートシンキングを下水道に取り入れようという試みです。過渡期を迎えた下水道事業に取り組んでいく我々は固定観念にとらわれない、自由な発想が必要と考えました。これまで軸足を置いてきた「技術」をより活かすため、感性を取り戻そうと掲げたキーワードです。
開場後、ブースを訪れた来場者の反応も様々でした。アート下水道とは何か?なぜ、絵画を飾っているのか?女子美術大学とコラボした理由は?等々。多くの反響があり、アート下水道の説明員が対応に追われるといった嬉しい悲鳴もありました。
このアート下水道をはじめ、今年は数多くの新たな取り組みにチャレンジしました。若手職員を主体としたプレゼン司会や受付対応、仁賀保高校や女子美術大学の学生達との共同プレゼン、循環をテーマにした絵画等の展示、ブースの中心に据えられたアクリルキューブを利用した来場者参加型イベント等です。技術紹介パネル、大型モニタによる展示技術の詳しいプレゼン、そしてアート下水道。当社のブースを訪問して頂いた来場者は途切れることなく、大盛況のうちに最終日を迎えることができました。その結果、嬉しいことに出展者表彰(4小間以上部門)優秀賞を受賞、対外的にも評価して頂けました。
我々コンサルタントの経営資源・生命線は「人」です。キャッチコピーにある“あなた”は、社員も含まれています。アート下水道という取り組みを通じて、様々な方々と共に問題解決を考える我々の役割を再認識するとともに、コンサルタントの新たな可能性、進化しなければならない使命を改めてかみしめた4日間となりました。
執行役員 下水道事業部長 小南太郎
リンク先のPDFは各パネルの詳細資料です。
過渡期を迎えた下水道事業に対する当社のコンセプトは『あなたと新たな下水道の未来を創る』です。今までにない、新たな下水道のイノベーションに繋げるために、これまで培ってきた「技術」とそれを支える「人」に焦点を当てました。ブース構成にあたっては、「あなた」の一人である女子美術大学の皆さんとコラボしました。豊かな感性から新たな価値を創造するため、アートシンキングを下水道に取り入れる、という挑戦です。
下水道の機能である「集める」「運ぶ」「循環」をテーマにブースを構成しました。その構成の核となるものは、美大生の皆さんが制作した「絵画」と「アクリルキューブ作品」です。これらは、美大生と日水コン技術者が何度もディスカッションしていく中で、それぞれの感性と思考が融合して誕生したものです。