2024年の下水道展は酷暑の中での開催となりました。今回のブースのキャッチコピーは「変化に挑む!」。下水道事業が置かれる過渡期において、株式会社日水コンが培ってきたコンサルタントとしての姿勢(不易)を保ちつつ、時代に合わせた柔軟な対応(流行)をもって、世の中の変化に挑戦し続ける姿勢を表現しました。
ブース全体は「水が湧き上がる噴水」をイメージしたデザインとし、日水コンのロゴマークをモチーフとして、イメージカラーである赤・青・緑でゾーニングを行い、「Technology」、「Expert」、「Innovation」のテーマごとにパネルを展示しました。また、ブース中央の当社恒例の参加型企画を通じて人々の思いが集まり、来場者と当社が繋がっていく様子を表現しました。
参加型企画では、過去2回の出展(’22東京、’23札幌)で集まった水に関わる言葉を短冊として用意し、それらを「選んで・繋げて・ぶら下げて」いただきました。水に対する思いや願いを改めて繋ぎ直し新しい文章を作ることで、「水」の多様性を感じ取ってもらうことと、人と人の繋がりを過去から未来へ引き継ぐことができたと思います。繋ぐ言葉に迷うことやユニークな文章が出来上がることもありましたが、全く関連のない単語をもとに文章を考えることで、頭の中を解きほぐし、新たな発想を導くきっかけとなりました。これが課題解決の糸口となり、「変化に挑む」コンサルタントとしてのひらめきにも繋がるものと感じました。
期間中、多数の皆さまにご来場賜りましたことを心より御礼申し上げます。
執行役員 コンサルティング本部下水道事業部長 森永 晃司