企業情報
知的資本
日水コンは、業務成果や研究開発から生まれる共有可能な知識や情報(形式知)と、問題解決の過程で培われる知恵や経験(暗黙知)を、大切な財産と考えています。これらの知的な財産を活用し、技術コンサルティングを私たちの核となる強みとして成長させることを目指しています。
中央研究所
中央研究所は、当社が有する上下水道、河川等、複数分野のコア技術を有機的につなぎ合わせ統合することでイノベーションを生み出す組織です。創業の1959年に上下⽔道事業に係る⽔質業務専⾨の「研究部」として組織され、1972年に「中央研究所」となりました。当社では、売上⾼の約1%を研究開発費として投資しています。
中央研究所の機能
- 基礎研究:長期的な視点から有効と思われる技術テーマについての理論的・実験的研究
- 技術開発:社会課題の解決に資する新しい製品・技術サービスの開発
- 人材開発:人工知能(AI)に代表される様々な新しい技術の社内教育と技術展開
- フューチャーセンター(知の拠点):行政・大学・NGO・NPO・住民等との連携により、互いの知を刺激しあい、新しい発想・イノベーションを生むための情報交換の場の提供
知財戦略上の優先課題
4つの重点方針を軸に、科学技術の発展と当社の事業拡⼤のために研究開発を進めています。
主要な研究成果
研究開発の中から最近の主要な成果を以下に示します。
- 2022年
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圧送管路の改築手法に関する研究
デジタルツインプラットホーム バッテリー型グローバルデバイスと管路リアルタイム状態監視システムの開発
- 2021年
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連続流入型回分式活性汚泥法に関する研究開発
AI モデルを活用したリアルタイム浸水ハザードマップシステムの開発
上下水道施設における木造建築の研究
- 2020年
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水道池状構造物におけるカルシウム等の溶出への対策方法及び維持管理方法に関する研究
下水処理施設性能設計
機械学習を用いた下水道管渠の劣化箇所予測
AIモデルを活用したリアルタイム浸水ハザードマップシステムの開発