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Water-Architect
潤いある持続可能な未来社会を目指して
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日水コンの
『水への思い』
水は、太古の昔から
その存在が重要視されてきました。
古代中国の五行思想では、万物は火・水・木・金・土からなるとされ、古代ギリシャの四元素説では、すべての物質は火・風・水・土の元素から成るとされました。
水は、生命、再生、浄化の象徴であり、
私たちの暮らしになくてはならないものです。
水は、清潔さや純粋さを表し、神聖化又は精神的な再生の象徴として、様々な儀式で使用されています。日本においても、寺社の手水、相撲の力水、客を迎える打ち水、茶室のつくばいのように清めの役割があります。
水は、柔らかく静かに流れるだけでなく、
激しくものを動かす大きな力も持っています。
ナイル川の氾濫は周辺に肥沃な土を運び、古代ローマの繁栄は水道が支え、世界各地で建設された運河は、交通、貿易、文化に多大な影響を与えてきました。日本でも暴れ川を治め、国を豊かにしてきました。
水は、無色透明のようでいて、
環境によって色が変わります。
青空の下では青く、夕日の下では赤く映る川の水は、洪水になると赤茶けた色に変わります。アオコ(藻類)が繁殖した湖では緑色になり、赤潮が発生した海は赤褐色になります。空から降る雨は無色透明でも、街を流れ、川へ海へと流れる水は何色でしょうか。
水は、私たちに感情的な潤いや
創造力を与えてくれます。
川のせせらぎや波の打ち寄せる音、やさしい雨音は、私たちに安らぎを与えてくれます。方丈記の一節のように、水の流れや性質の詩的な表現は、世界中の文学作品で見ることができます。画家たちも、色味や濃淡、筆の流れで水を表現してきました。
日水コンの
『事業への思い』
過去
始まりと軌跡、
業界のパイオニアとして
日水コンは、上下水道事業を中心に、計画・設計等のコンサルティングを核とした事業で業界をリードしてきました。1959年創業当初は計算業務や製図業務支援から始まり、一都市の認可設計・実施設計から都市をまたいだ大規模な水道・下水道計画等の計画設計・施工管理業務へとサービスを拡大してきました。お客さまは地方公共団体をはじめ国内外に幅広くお付き合いがあり、政策実現のための指針・マニュアル等の作成への関与等、シンクタンク的な役回りも数多く担っています。
現在
付加価値の創造、
「水」の魅力を探る
日水コンは、水インフラ事業を取り巻く様々な課題に対応するため、地域社会との連携を強化しています。従来の狭義の水インフラ事業活動に加え、「水」を起点に社会を支え、その魅力を創造することにも注力しています。私たちは、「水×地域」という概念を通じて、地域社会に寄り添った事業を展開し、水の価値の再定義に努めています。
未来
未来への飛翔、
「水」で世界を豊かに
日水コンは、「水のインパクトカンパニー」になることを目標に、地球温暖化や人口減少等の社会問題を解決しながら、潤いある持続可能な未来社会の構築を目指します。時代に合わせて自身も変革し、社会の期待を超える価値を提供します。社内教育や技術伝承にも力を入れ、水問題に取り組む人材育成にも注力しています。私たちの事業は、世界を潤し、地球に暮らす人々の幸福へとつながっていきます。
日水コンのあゆみ
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1959~1970年代
「高度成長に伴う水インフラ整備の推進」
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1959年:株式会社日本水道コンサルタントとして創業
日本初の水質に関する研究機関を設置
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1964年:上水道及び工業用水道部門、下水道部門の建設コンサルタント登録
水コンサルタント事業を本格スタート
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1970~1990年代
「環境汚染に伴う水質保全に対応」
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1972年:中央研究所発足
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1983年:株式会社日水コンに社名変更
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1984年:河川・砂防及び海岸部門の建設コンサルタント登録
河川事業を展開
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1985年:水環境事業部発足(中央研究所から独立)
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1986年:水質試験室開設
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1995年:河川事業部・環境事業部発足
環境事業を展開
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2000年代~
「水インフラ老朽化と自然災害対策の実行」
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2003年:都市計画及び地方計画部門の建設コンサルタント登録
災害対策・復旧分野を強化
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2013年:砂防エンジニアリング株式会社を子会社化
日水コンが誇る技術者たち
海渕 養之助
田邊 弘
小島 貞男
堤 武