プラント機械・電気

近年の水事業において機械・電気設備に求められる役割は「技術進歩による高度化」、「地球環境や社会情勢による多様化」に起因し高まる一方です。

さらに、省エネ・新エネ設備なども積極的な導入が進められています。加えて、アセットマネジメントやビジョンの導入など、高度な経営(運営含む)が求められることから、比較的耐用年数の短い機械・電気設備ではその特質を理解した適切な計画・設計が必要になっています。

このような情勢を踏まえ、我々は柔軟で多様なニーズに対応できる調査、計画、設計を提供してまいります。

  • 下水道施設のストックマネジメント

    1.ストックマネジメントの必要性 1-1.膨大なストック 我が国の下水道施設は、管路約47万km、処理場数約2,200箇所の施設のストックがあります。老朽化を放置すれば、処理機能の停止によるトイレの使用制限、未処理下水の流出…続きを読む

  • 下水道ストックマネジメント計画に基づいた長寿命化

    1.長寿命化の重要性 下水道の標準耐用年数は、一般的な下水環境の下で適切に維持管理が行われている場合、管渠及びポンプ場、処理場の土木・建築構造物で50年、機械・電気設備で10~30年とされています。このことは、供用開始後10年…続きを読む

  • 水処理プラントのアセットマネジメント

    1.アセットマネジメントの重要性 上下水道施設が本格的に更新の時代を迎える一方で、厳しい財政状況のなか、投資効率を重視した資産管理が求められます。 また、施設の更新は、上下水道システムの機能改善、サービスの向上を図る絶好の機会…続きを読む

  • 水道施設(電気計装・機械設備)の設備更新

    1.水道設備を取り巻く背景 水道の普及率は100%に近づき、近年では普及(建設)から維持(管理)・向上(更新)の時代に入っています。厚生労働省(2008年7月改訂)は「水道ビジョン(~世界のトップランナーを目指してチャレンジし…続きを読む

  • 監視制御設備更新

    1.監視制御設備更新業務の重要性 公共事業は、近年、建設から維持管理の時代へと移行しています。維持管理としては、運転管理、保守管理、危機管理等、様々な要素がありますが、それらを行うために、今や欠かせないものが監…続きを読む

  • 民間活力導入支援

    1.PPP・PFIについて PPP(Public Private Partnership)とは公共サービスの提供に何らかの形で民間が参画する手法を幅広く捉えた概念で、 PFI(Private Finance Initiativ…続きを読む

  • 新エネルギー・省エネルギー設備導入

    1.環境影響負荷低減の必要性 各地域における上下水道施設は、地域の実情に合わせて発展し、地域住民の生活に欠く事のできないものとなっています。また、国として「地球温暖化防止会議(COP3):1997年」・「伊勢志摩サミット:20…続きを読む

  • 資源・エネルギー循環の形成

    1.資源・エネルギー循環型社会への転換が不可欠 我が国では、資源・エネルギー供給源の海外への依存、資源・エネルギーの消費量増加による環境負荷の増大、地球温暖化による影響の顕在化等の課題があります。これらの課題に対応するために、…続きを読む

  • エネルギー使用の合理化

    1.省エネ法改正のポイント 平成22年度から、従来の工場・事業場単位のエネルギー管理から事業者単位のエネルギー管理に規制体系が変わりました。これにより、例えば、複数の処理場等を有する下水道で、それぞれの処理場の年間エネルギー使…続きを読む