ソリューション

社会課題の解決

日水コンは長年にわたり培ってきた高い技術力で、様々な社会課題を解決しています。

気候変動

地球温暖化による気候変動が人々の暮らしを脅かしています。

課題:脱炭素社会の実現

地球温暖化の主要な原因である温室効果ガスの排出を削減することは、脱炭素社会の実現に不可欠です。実現に向けて、化石燃料依存のエネルギーシステムから水力や太陽光、風力等の再生可能エネルギーシステムへの転換、更にはエネルギー使用の効率化が必要です。

課題:大型台風や集中豪雨への備え

地球温暖化の影響により大型台風や集中豪雨が増加し、河川の急激な増水や氾濫、都市部での内水氾濫、沿岸部の高潮による浸水等、水害のリスクが高まっています。これらの水害に対処するために、堤防や水門等のインフラの強化、洪水予測システムの整備、都市部での排水設備の拡充等が必要です。

日水コンが提供する技術

カーボンニュートラル

上下水道分野の省・創・再エネルギー化に関する導入可能性調査を実施し、上水道・下水道の温暖化対策推進計画を策定します。

洪水・浸水対策

流域治水の観点から、広範囲にわたり外水氾濫や内水氾濫を一体として扱った浸水対策を策定します。また、災害リスクの段階的評価により被害が起こりやすい流域を抽出し、土砂・洪水氾濫対策計画を策定します。

社会システム脆弱化

水インフラの強靭さが求められています。

課題:被災時の迅速な復旧能力

渇水による水の供給停止や自然災害による断水等、水が使えない状況に陥るリスクが高まっています。こうしたリスクに対処するために、水インフラシステムを健全に保ち、万が一被災した場合にも早急に復旧できるような強靭さ(レジリエンス)が必要です。

課題:水インフラ施設の適切な維持管理

首都圏等一部の地域を除く多くの地域では、今後も人口減少が続くことが懸念され、地方公共団体で働く職員の減少や予算の削減に影響が及んでいます。これまでのように、公共(官)が中心になって住民向けに様々な地域内サービスを提供・維持することが難しくなる傾向があります。

日水コンが提供する技術

施設の耐災害性強化・復旧支援対策

重要な施設を地震から守る「防災」や、災害時の被害を減らす「減災」を組み合わせた総合的な耐震化計画を策定します。また、過去の大規模災害での復旧支援経験を踏まえたBCP訓練を策定します。

施設の老朽化・維持管理対策

AIを活用した施設の劣化予測やクラウド型台帳管理システム利用等により、膨大な施設のストックを適切に管理し、効率的な老朽化・維持管理対策を提案します。

PPP/PFI(官民連携)

発注者側としてのサポート業務や事業者側としての事業運営業務という、双方の観点から事業モデルを構築します。

地域活力・魅力低下

人口減少や経済の衰退により、地域によっては活力を維持するための手法を模索しています。

課題:経済的格差の是正

国や都市単位での経済、教育、雇用、医療、インフラ等のサービスへのアクセスに大きな差が存在しています。この格差は、持続可能な社会の構築や水環境の保全に悪影響を及ぼすリスクを抱えています。

課題:地域創生における新しい価値の創出

水は、地域社会の持続可能な発展において非常に重要な要素であり、新たなビジネス機会を提供することができます。水資源の持つ潜在的な価値を最大限に引き出すことで、地域の経済的・文化的魅力を向上させることが可能です。

日水コンが提供する技術

流域管理・小規模水インフラ管理

事業の現状分析・将来予測をもとに、市町村の区域を超えた多様な広域連携を推進する方策を提案します。また、過疎地域の水インフラ維持に対して小規模で分散型のサービスモデルを構築します。

水資源の利活用

水道施設や河川や砂防・渓流における水力発電や下水汚泥の肥料化等、資源・エネルギー化技術の開発や活用方策を提案します。

まちづくり

水の未利用エネルギーを活用した防災拠点の整備や維持管理運営、水辺の憩い空間の創造を通じて地域の活性化を支援します。


その他の技術情報については技術リーフレットのページをご覧ください。