下水道

下水道事業部では、調査・計画・設計に関する技術をはじめ、施工、維持管理、経営に関する技術についても蓄積することで、下水道事業全体を支援する体制を目指しております。

さらに、国の技術指針作成、モデル事業の技術推進役、新たな施策における課題解決と実施プロセスの提示など、下水道事業を推進する上での先進的な技術的ノウハウを保持しております。

こうした技術を生かしながら、災害対応を含め、円滑な下水道事業推進に向けて、官民のパートナーとしての役割を果たし、下水道事業全体を支援いたします。

  • 官民連携(PPP)

    1.官民連携(PPP)とは PPP(Public Private Partnership)とは公共サービスの提供に何らかの形で民間が参画する手法を幅広く捉えた概念で、 PFI(Private Finance Initiativ…続きを読む

  • 管路の包括的民間委託

    1.包括的民間委託の導入状況 包括的民間委託とは、「民間事業者が施設を適切に運転し、一定の要求水準(性能要件)を満足する条件で、下水処理場の運転・維持管理について民間事業者(受託者)の裁量に任せる」という性能発注の考え方に基づ…続きを読む

  • 浸水対策

    1.浸水対策は「リスクコミュニケーション」が不可欠 浸水対策を着実に進めるためには、住民等の「受け手」と、事業者となる「プレイヤー」との「リスクコミュニケーション」が重要です。 1-1.地域コミュニティ―を活かした体…続きを読む

  • 洪水ハザードマップ

    1.背景 1-1.近年の降雨傾向 近年、いわゆるゲリラ豪雨と呼ばれる大雨等が頻発しており、雨の降り方が局地化・集中化している傾向があります。全国のアメダスより集計した時間雨量50ミリ以上の豪雨の発生回数(1,000地点あたり…続きを読む

  • 下水道施設のストックマネジメント

    1.下水道ストックマネジメントとは 下水道ストックマネジメントは、『長期的な視点で下水道施設全体の今後の老朽化の進展状況を考慮し、リスク評価等による優先順位付けを行った上で、施設の点検・調査、修繕・改築等を実施し、施設全体を対…続きを読む

  • データセンター運用による下水道アセットマネジメント

    1.「ビッグデータセンター」の設立 人口減少・少子高齢化社会において、平常時及び災害時における「水インフラの存続の危機」を解決するため、新たな技術や施策を地元産官学との協業により展開するといった「事業補完」を担…続きを読む

  • 電気伝導度を用いた不明水調査技術

    1.電気伝導度を用いた不明水調査 1-1.技術概要 電気伝導度を用いた不明水調査技術は、マンホール及びますに、電源、記憶装置内蔵の小型水質測定器を一定期間設置して水質を測定し、常時浸入水(地下水)及び雨天時浸入水(雨水流入)…続きを読む

  • 雨天時下水活性汚泥法

    1.雨天時下水活性汚泥法の原理 1-1.残り2Qshの対策 従来の雨天時下水処理 雨天時下水活性汚泥処理方法は合流式初期汚濁の改善のひとつとして、既存施設の活性汚泥処理を利用します。 従来の方法では晴天日時…続きを読む

  • 下水道BCP-業務継続計画-

    1.BCP(Business Continuity Plan:業務継続計画)とは BCPとは、災害発生時においても、適切な業務執行を行うことを目的とし、実践的な災害対応の手順を表したものです。BCPを策定することによって、大規…続きを読む